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ブラックリスト

ブラックリストについて

今回のテーマは、ブラックリストについてです。

ブラックリストというのは、「この人は不良客である」というブラック情報のことで、正式には「事故情報」「異動情報」といわれています。

これとは反対の意味で使われるのが、ホワイト情報(ポジティブ情報ともいいます)といわれるものです。

信用情報機関というのは複数ありますので、情報はそれぞれ別個に管理されていると思われがちです。

しかしながら、このブラックリストに関しては「CRIN」というシステムでしっかりつながっています。

少し怖い気もしますが、不良客は徹底的に排除するという業界の理念のもと「全情連」「CIC」「KSC」は、ブラックリストに限って情報の共有化を行っているのです。

よって、消費者金融(キャッシング)やクレジットカード会社が審査をする際には、このブラック情報とホワイト情報を同時に確認していると考えてよさそうです。

ちなみに、大手消費者金融では、クリック一つで両方の情報が照会できるそうです。

関連トピック
「ブラックリストからはずしてあげる」という悪徳業者について

今回のテーマは、「ブラックリストからはずしてあげる」という悪徳業者についてです。

結論から申し上げますと、そのような業者とはおつきあいしない方がよいと思います。

ブラック情報というのは、「CRIN」というシステムによって、信用情報機関同士で共有化されているという記事は他で書きましたが、実はこのシステムは完璧ではありあません。

なぜなら、「CRIN」は、「全情連」「CIC」「KSC」で共有化されているのですが、この3つの機関のブラックリストの定義がそれぞれ異なっているからです。実は、カード利用による事故というものにもいろいろあるのです。

また、事故情報は自動的にすべて「CRIN」によって流されてしまうようなイメージをもたれるかもしれませんが、実際には、各機関によって、これは出すけど、これは出さないというようなことが行われているのが現状なのです。

これは他の機関にお客(加盟店)を奪われたくないからということなのでしょう。

以上のような理由で、ブラックリストが共有化されているといっても、それは一部に過ぎないのです。

実際、全情連は、「任意整理」を事故情報としていますが、これは「CRIN」では共有化していないのです。

よって、「ブラックリストからはずしてあげる」といってくる悪徳業者はここをついてくるのです。

例えば「全情連」で任意整理した人に、「ほかの信用機関のブラックリストからはずしてあげる」というとどうなるでしょうか、、、

実際の「CRIN」のシステムこのことを知らずに、すべての情報が各信用機関に知られてしまっていると考えている人だったら、お金を支払ってお願いしてしまうかもしれません。

しかし真実を知ってしまえば、はじめからほかの機関には知られていない情報なのですから、、、

知らないということは恐ろしいです。

信用情報機関
無担保無保証
全情連と延滞
「ブラックリストからはずしてあげる」という悪徳業者
1日遅れで全額一括返済
「全情連」(全国信用情報センター連合会)
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ブラックリスト
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