貸金業協会に加盟していない業者について
今回のテーマは、貸金業協会に加盟していない業者についてです。
さて、貸金業協会に加盟していない業者というのは違法業者なのでしょうか?
結論から申し上げますと、違法業者でも何でもありませんのでご安心ください。
では具体的にみていきましょう。
信用情報機関での照会をするためには、各都道府県の貸金業協会会員という条件があります。
よって、通常、大手中堅以上の消費者金融(キャッシング)会社は信用情報機関に加盟していますので、必然的に貸金業協会にも加盟していることになります。
けれども、小規模業者の場合には、信用情報機関に加盟しないで独自の審査を行っているところがかなりあります。加盟しているメリットもあまりないため、貸金業協会に入っていないところも多いようです。
実際にも、登録業者に対する貸金業協会への加盟率は約36%程度とされています。
この数字から見るかぎり、6割以上の業者が加盟していないわけですから、この状況をみても加盟していないからといって違法でも何でもないわけです。
結論としましては、法定利息内で業務を行っている消費者金融であれば、まったく問題ないということになります。 |