キャッシング・クレジット法律情報館



利息の計算

利息の計算について

今回のテーマは、利息の計算についてです。

利息の計算は正しく計算されていますか。というかきちんと自分で確認していますか?

法律で利息の計算というのは規定されています。民法では初日不算入が原則と定めていますので、利息の計算では、「片端方式」で日数を計算しなければならないことになります。

従いまして、「片端方式」では借入した日は含まれませんので、借入した日の翌日から返済日の当日までの日数が正しい期間ということになるのです。

消費者金融における利息の計算は、基本的には日割り計算で求めますが、この利用日数については「片端方式」で計算することになります。

もし利息の計算が、借入日と返済日の両方を含める「両端方式」で計算されている場合には、利息を多く払わされていることになりますので、気になる人は一度チェックしてみるとよいと思います。

関連トピック
利息制限法の上限金利20%について

今回のテーマは、利息制限法の上限金利20%についてです。

利息制限法では上限金利が20%までのはずなのに、なぜそれを超えている業者があるのだろうと疑問に思ったことはありませんか?

簡単に申し上げますと、日本の金利のべースになっている法律には、「利息制限法」と「出資法」の2つがあるのですが、この2つが混在して存在しているためにグレーなところがでてきてしまっているのです。

「利息制限法」では、上限金利は元本によって年率15%〜20%と決められているのですが、一般に消費者金融の上限金利はこれよりも高くなっているはずです。

では、これは違法なのかというとそういうわけでもないのです。

実はもう一つの「出資法」という法律では29.2%を超えなければ罰則規定がないとされているからです。

消費者金融の上限金利はこれを根拠にしているわけなのです。

いわゆるダブルスタンダードといわれるもので、過去に国会でも問題になってはいるのですが、出資法については2000年に改正されたにもかかわらず、あいかわらず出資法の上限金利は利息制限法と異なったままになっているのが現状です。

利息法に関しては、一つの法律で統一するか、もしくは、利息制限法と出資法の上限金利を同じにしないと、いつまでたってもこの混乱は続くと思います。

初回平均貸付額
消費者金融のキャッシングとクレジットカードのキャッシング
利息制限法の上限金利20%
出資法
明細書の利用可能限度額
消費者金融の利用者
利息の計算
利息制限法と超過利息の支払い
「返済額」と「返済日」
毎月一定日の返済

Copyright (C) 2011 キャッシング□クレジット法律情報館 All Rights Reserved