消費者金融といっても、その内容は、消費者金融から信販会社のクレジットカードによるキャッシング、街金と呼ばれる高利貸しまで様々です。

このような業者は、貸金業法や利息制限法、出資法などによって規制されていますが、中にはこうした法律を守らない悪徳業者も存在します。

よって、利用しないのが一番よいのですが、もし利用する場合には、貸金業者を選択することが重要になります。

近年はカード社会と言われるほどカードが当たり前になっています。

このカードによるキャッシングも、消費者金融と同じように高金利であるということには注意が必要です。

ちなみに、利息は、大手消費者金融の場合には年率8〜18％ですが、中小の場合ですと、年率29.2％※もあります。

なお、中には、この出資法が規定している金利をも上回る利息を取っている悪質業者もいますので注意してください。

※出資法の刑罰金利です。これ以上の金利による利息の契約をすると処罰されます。
※改正貸金業法・改正出資法の金利の見直し等の改正部分が施行されますと、消費者金融の利息も利息制限法所定の金利内とされ、また、出資法の刑罰金利は20％に引き下げられます。

消費者金融を利用している人の中でも、破産する多重債務者は多数存在します。

特に、数社の消費者金融から借金がある場合には、早急に債務の整理を検討することが必要にです。

このようなことにならないためにも、消費者金融については、どうしても必要な時のみ、短期間の借入れに限って利用するようにしたいところです。