どのようなことをいうのですか?
回しというのは、借金返済のために借金を繰り返し、借金が雪だるま式に増えていくことをいいます。
これは、いわゆる自転車操業の状態であって、金利が金利を生むという最悪の結果になります。
回しによる借金はなぜ雪だるま式に増えていくのですか?
それは、通常ですと、利息は元本にしか付きませんが、借入れで利息を含めて返済すると、元本が「返済した元本プラス利息」に膨れ上がるからです。
よって、借金返済のために借金をするようになったら、早急に債務整理を検討するべきといえます。
債務整理のための借金とは?
借金整理にも、裁判手続きの費用や弁護士に依頼する場合には弁護士費用が必要となります。
このようなお金は、借金の整理を必要とする本人が調達しなければなりません。
しかしながら、こうした債務整理の費用を消費者金融から借りる場合には問題が生じます。
といいますのは、借金をする場合には、返済する意思がなければ詐欺罪となります。債務整理のための借金は、返済するつもりがなかったと認められないから問題となるのです。
よって、このような場合は、身内などに事情を話して借金をするか、返済を滞らせてでも自力で費用を捻出するなどして工面する必要があります。 |