どのような責任がありますか?
一般の保証人の場合には、次のような抗弁権を主張することができます。
■催告の抗弁権
⇒ いきなり貸主から返済を請求されても、まず借主自身に請求するように主張できる権利です。
■検索の抗弁権
⇒ いきなり強制執行された場合であっても、借主に財産があり、執行が容易なことを証明すれば、借主に対して執行するように主張することができる権利です。
しかしながら、連帯保証人の場合には、上記の抗弁権が一切主張できません。
従いまして、貸主は、借主自身に請求せずに直接連帯保証人に請求したり、直接連帯保証人に対して強制執行したりできます。
連帯保証人になるということは、自分自身が借主になったのとほぼ同様ですから、注意が必要です。 |