金利は法律で制限されているのですか?
借金の契約をする際には、貸主と借主の立場が違うことから、どうしても貸主側に都合のよい契約になりがちです。
これは利息についても同様です。
しかしながら、あまりに高利の契約を認めてしまうと、借主は経済的に破綻してしまいます。
そこで法律により利率を制限し、妥当な範囲に抑えるように努力がされてきたわけです。
この利息を制限する法律が、利息制限法と出資法になります。
出資法とは?
出資法は、正式には「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」といいます。
この出資法の所定の金利※以上の利息を取ると、刑事罰の対象になります。
ただし、改正出資法が施行されると、貸金業者の刑罰金利は、年20%に引き下げられます。
※一般の場合は年109.5%、貸金業者の場合は年29.2% |