キャッシング・クレジット法律情報館U



利息制限法上の利息の上限について

借金の金利の種類について

一般的によく利用される借金の金利を見てみますと、銀行の住宅ローンは年3〜5%、消費者ローンは年7〜12%ですが、それと比較すると、クレジットカードや大手サラ金のフリーローンの多くは年11〜24%とより高めの金利となっています。

法律上有効な利息の上限は?

法律上有効となる利息の上限については、利息制限法と貸金業法に規定されています。

また、これを超えたら刑事罰であるという金利のラインを規定したものが出資法(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律)となります。

利息制限法の超過利息の取り扱い

利息制限法では、次のように利息の上限を規定しています。

■元金(元本)が10万円未満の場合は年2割
■元金(元本)が10万円以上100万円未満は年1割8分
■元金(元本)が100万円以上は年1割5分

上記を超える利息の契約をすると、超過部分の利息は無効となります。

つまり、借主(債務者)は、超過部分の利息を、本来は支払う必要がないということになります。


借金する際に確認することは?
利息制限法上の利息の上限
利息制限法超過金利が認められている理由は?
ATMのご利用明細書は受取証書になる?
返済が遅れたらどんな取立てでもできる?
利息分を差し引いて返済額を再融資する手法
出資法上刑罰が科される金利とは?
みなし弁済規定が適用されないケース
払い過ぎた利息を業者から取り戻すには?
自力救済とは?

Copyright (C) 2011 キャッシング・クレジット法律情報館U All Rights Reserved