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利息の支払いだけで元金が減らない場合について

どうしたらよいですか?

最近普及しているカードローンは、借入れも返済もATMで行うことができ、業者により支払条件は異なるものの、およそ月1回程度、一定額以上を返済すれば、その極度額の範囲内において、自由に何度でも借入れが可能で、また返済もできるという契約内容が一般的なようです※。

しかしながら、毎回の返済額が少額ですむ分、元金はなかなか減っていきません。

例えば、ある大手の消費者金融では、10万円を借りた場合、最低返済額は1回3,000円以上となっています。

この場合、仮に利息が24%前後で、35日ごとに3,000円ずつ返済していくとすると、借金を完済するまでには60回以上払い続ける必要があります。

こうした高利の借金は、総額にすると借りた金額の倍近く支払わなければなりませんから、やはり利息だけを支払っていくのは損ということになります。

よって、最低でも、毎回の利息分と同額以上の元金返済額を加えた金額を返済していくことを考えた方がよいと思われます。

※サラ金だけでなく、銀行やカード会社においても、小口の消費者ローンというのは、機械による貸出・回収(返済)が一般的となっています。


貸金業者とはどのようなもの?
年29.2%〜年109.5%の金利
紹介料等以外で利息となるのは?
利息の取り決めがない場合の利息の請求
利息制限法の有効利息契約
金利が違法の場合の利息の支払い
借金の紹介料や手数料も利息なの?
利息天引きによる借金
利息契約がない場合の利息の支払い
利息の支払いだけで元金が減らない場合

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