どうなるのですか?
借金の担保として、土地や家に抵当権や根抵当権が設定された場合には、期日に返済をしなければ、土地や家を取られてしまうことになります。
とはいえ、これは換言すれば、土地や家を失うことによって、それ以上の取立ては受けないで済むともいえます。
ただし、土地や家を競売した結果、競売代金が借金の額に足りない場合には、残金については、無担保の借金として取立てを受けることになります。
根保証・根抵当の意味は?
根保証というのは、あらかじめ契約によって定められた一定額(極度額)まで保証人が保証するというものです。
一方、根抵当というのは、あらかじめ契約によって定められた一定額(極度額)まで、抵当物により担保するというものです。
つまり、この「根」というのは、債務(借金など)を担保する一定額の範囲(極度額)のことをいいます。
なお、根保証や根抵当契約では、必要以上の高い極度額を設定されるケースがありますので、注意が必要です。 |